演題募集(シンポジウム、パネルディスカッション、一般演題)
演題登録期間:2025年4月11日(金)~6月9日(月)
筆頭演者の方は、当学会へのご入会をお願いいたします。
入会手続きは、学会事務局(https://rmcm.jp/admission.html)にて承っております。
<演題登録(抄録投稿)の方法について>
抄録作成にあたりましては、以下よりフォームをダウンロードの上ご執筆ください。
●送信先アドレス:rmcm23@gakkai.co.jp
●ワードファイル名:「23リスク:臨床良子」(学会略称+氏名)
※演題名のファイルではお受けできませんのでご注意ください。
●メールの件名は「23リスク・演題登録」でお願いいたします。
●メールの本文も「23リスク・演題登録」のみで結構です。
●採否の決定に関しましては、会長にご一任ください。
●個人情報漏洩、倫理上の問題等については、投稿前に必ずご確認ください。
・対象者の同意を得ており、負担・苦痛・不利益をかけていない。
・データ取得を行う機関等の責任者の承諾を取っている。
・秘密事項の保持と匿名性が厳守されている。
★前半が指定系の一部公募、後半が一般演題のカテゴリー一覧となります。
<シンポジウム>
▶シンポジウム1 刑法改定による医療安全への影響 全指定
令和5年7月に強制性交等罪が不同意性交等罪に変更されたが、乳腺外科医冤罪事件など今後医療に与える影響が懸念されている。法律改定後の問題点を明らかにし、今後医療を行う上で注意すべき点を検討する。
▶シンポジウム2 看護師特定行為と医療安全 公募(一部指定)
医師の働き方改革に伴うタスクシフトの一環として看護師の特定行為が認められ、臨床の場で看護師の特定行為が可能となった。実際の臨床の場で特定行為を担う看護師の現状と問題点を明らかにする。
▶シンポジウム3 医療安全を科学する 全指定
本シンポジウムでは、初めに連続講義を行う。浦松雅史先生(東京医科大学)に「医療安全とヒューマンエラー」を、中村京太先生(横浜市立大学)に「レジリエンスヘルスケアとサイエンス」をお話しいただく。そのうえで、新たな分野として大戸朋子先生(東京医科大学)に「文化人類学からみた医療安全」、村山洋史先生(東京都健康長寿医療センター)に「ナッジと医療安全」、今井むつみ先生(慶応義塾大学名誉教授、一般社団法人今井むつみ教育研究所)に「認知科学が医療安全をどう科学できるか」の講義をいただく。その後、講義いただいた先生方にご登壇いただき、行動医学など新たな視点を提供したうえで、それが医療安全の科学的な解析とどうかかわっていくかを議論する。
<パネルディスカッション>
▶パネルディスカッション1 在宅医療、介護と医療安全 公募
今後の医療は地域包括ケア中心となり、現時点では在宅医療の患者が急増している。しかし、在宅医療・ケア提供者の安全が脅かされている実情があり、また患者の医療安全管理の仕組みが病院のように作られていないのが現状である。今後、在宅医療、介護を行う方々の医療安全の現状を把握し、どのような仕組みで安全を確保していくのか議論する。
▶パネルディスカッション2 RRSと医療安全 公募(一部指定)
急性期充実体制加算に院内心停止を減らす取り組みが必須化され、院内にRRSを導入する施設が増加してきている。最新で高度なシステムを構築している機関がある一方で、少ない資源を工夫して急変の対応を行ったり、また看護師をはじめとした様々な職種での急変対応の取り組みも行われている。これらの自施設での取り組みを紹介し、RRSの今後の課題を検討する。
▶パネルディスカッション3 多職種によるタスクシフトと医療安全 公募(一部指定)
医師の働き方改革が本格的に行われることとなり、様々な職種で新たな業務を行うこととなってきている。各職種におけるタスクシフトの問題点を報告し、課題を抽出した上で今後の対応を検討する。
<一般演題>
1.法制度・行政・医療経済と医療安全
―制度・政策の構造が医療安全に与える影響を科学的に捉える研究等
2.医療情報・経営管理と医療安全
―情報・経営資源の運用が安全性に与える因果やプロセスの分析
3.タスクシフト・業務分担と医療安全
―業務再設計が安全に及ぼす影響の構造化と効果の検証
4.品質管理・業務改善活動
―継続的改善活動の有効性や成功要因の分析
5.チーム医療と多職種連携
―協働体制が医療安全に貢献する要因やダイナミクスの検討
6.RRS・急変対応と安全体制
―急変時対応体制の構築と実装が成果に与える因果の検討
7.インシデント報告とリスク分析
―報告データの収集・分析によるリスク要因の構造的解明
8.在宅医療・介護・福祉領域の安全
―地域・生活環境における安全課題の可視化と対応策の探求
9.災害医療・災害看護と安全管理
―非常時の医療提供におけるリスク構造の分析と対策の提案
10.救急医療・救命士と安全
―緊急時の意思決定・処置のプロセスとリスクとの関連の分析
11.患者・家族の関与とパートナーシップ
―当事者参画が医療安全に与える影響の評価とメカニズムの解明
12.メディエーション・苦情・倫理的対応
―対話・倫理的判断・苦情対応の実践と心理的・制度的影響の分析
13.医療安全教育と人材育成
―教育手法の効果、学習プロセス、行動変容の検証
14.その他(上記に該当しないテーマ)
―新領域・複合的テーマに関する科学的探究